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ダライ・ラマ法王の祈りの詩
あふれるばかりの慈愛をもって、我が子のように手をさしのべて下さる、
三世の仏・菩薩とその弟子たちよ、私の心からの願いをお聞き届け下さい。
あらゆる世界における苦しみを取り除く教えが、安楽の宝として、
あまねく広まり、その教えを守る聖者達に依る法(ダルマ)の十種の修行が
盛んになりますように。
絶え間ない苦しみ、病い、兵乱、飢えの恐怖にさらされた哀れむべき衆生の
苦しみが全く無くなって、安楽と喜びを得られますように。
殊にチベットの信心深き人々に対して、暴力と悪事の限りを尽くし、
慈悲の かけらもなく踏みにじり、血と涙を流させるような行いが、
今すぐに無くなるよう、慈悲の力を生じさせて下さい。
煩悩の魔が荒れ狂う凶悪な行いで、自他を共に滅ぼしてしまうような愚か者
こそが慈悲の対象です。凶暴な人や集団等が、善悪の判断力を得、
慈悲の心をもって、 私達の親しい友となりますように。
長年心に抱いてきた重大な願いがかない、チベット国家の自由という
清らかな宝が、妨害されることなく、成しとげられ、誰もが祝い合える、
そんな幸せな時が、 一刻も早く訪れますように。
観世音菩薩よ、教えとそれを守る国や人々の為に、かけがえのない身体・
命や財産を投げうち、あらゆる困難を甘んじて受けてきた人々を、
どうぞ、慈悲をもってお守り下さい。
私達をお守り下さる観自在菩薩が、仏・菩薩を前にして、チベットを守ろう、
とお立てになった誓いが、今、ここで、直ちに実りますように。
現象と空の真実である深い縁起、そして仏・法・僧のすぐれた慈悲の力、
それにこの誓いの言葉の力と、正しい因果関係の力によって、
私の願いが障げなく速やかに成就しますように。
第14世ダライ・ラマ
何時も穏やかに微笑むダライ・ラマ法王・・・法王の書かれる本読んでいるだけでもお人柄が感じられとても心が癒されます。
しかし1949年、中国の人民解放軍はチベットに侵攻して全国土を占領し始め、ついにはダライ・ラマ法王がインドへ逃れ、1959年3月に勃発したラサ蜂起が鎮圧されるに至った。ダライ・ラマ法王に続いて、約8万人ほどのチベット人が亡命し、インド、ネパール、ブータンに定住した。難民の流入は今も続いている。現在、難民の数は、亡命中に生まれた者を含めて合計13万人以上となっている状況です。
法王の優し微笑みは平和への強い願いから慈悲とも感じられる大きな愛があるのだと思います。
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